マルチバンドコンプレッサーは最近の楽曲のミックスには欠かせないエフェクトになっていると思います。
マルチバンドという名前のつくエフェクトは周波数の帯域ごとに個別にエフェクトをかけれるという意味で使われています。
マルチバンドコンプレッサーの他に、マルチバンドのマキシマイザーや、マルチバンドのエキスパンダーなど色々あります。
周波数帯域ごとにエフェクトがかけれるので、ある周波数帯域だけコンプをきつめにかけて、ある帯域はブーストするなど、EQに近いニュアンスで使われることもあります。
マルチバンドコンプレッサーの代表角にwaves社のc6などがあります。
大抵のマルチバンドコンプレッサーは3バンド、もしくは4バンドですが、c6はその名の通り6バンドのコンプレッサーになります。
中には16バンドなんてものもありますが、やはりEQと同じく、帯域数が増えると細かな調整はできますが、その分扱いは難しくなります。
もちろん歌の録音や、最近ではライブの際にもリアルタイムでマルチバンドコンプレッサーを使用する場合がありますし、編曲依頼や楽曲アレンジではマストアイテムと言えるでしょう。