ディレイ

ディレイはリバーブと同じく楽曲や各楽器に空間的な響を演出するためのエフェクトです、こちらも歌の録音やボーカルレコーディング、弾き語りレコーディングなどで大活躍します。

リバーブとの違いは、リバーブが全体の奥行きや空気感をだすのに対して、ディレイは音の残響のはね返りを調節します。

いわゆるヤマビコ効果などもこのディレイを使って作られます。

またディレイ効果における1番最初にはね返ってくる残響音をアーリーリフレクションと言い、アーリーリフレクションまでの時間をプリディレイと呼んでいます。

アーリーリフレクションやプリディレイを調節することで、ディレイにおいてもリバーブと同じく空間の広さを演出することが可能と言えます。

また極端なディレイは効果音的な使われ方をすることがあり、特にdubではディレイが特徴的に使われています。

またリバーブ同様、特に弾き語り系の音楽でも重要なのですが、逆に編曲依頼や楽曲アレンジなどダンスミュージックなどでは、よりエフェクティブな音作りによく使われています。