こちらはTRシリーズの超人気モデルである808の前衛機であります。
しかし前衛機ながら今でもこの707の音色には人気があり、好んで使う人も多くいるのも事実です。
ただし、音色は悪く言ってしまえば「軽い」いわゆるスコスコとした音のなるドラムマシーンです。
ただ良く言えば味のある音と言えるので、このマシーンにしか出せない音だとも言えるでしょう。
ハウスミュージックなどでは良くTR-707のハイハットなんかが使われていて、これは今でも定番の音色と言えるのではないでしょうか。
808が出てから人気はそちらに移行してしまった様ですが、値段も手ごろな事もあって、今でもコアなファンが多くいます。
そして808同様に、編曲依頼や楽曲アレンジで使われている現在主流なドラムマシーンの音源には必ずこの707の音色も入っている事がおおいのです。歌の録音や弾き語りのレコーディングなどでも簡単なデモ制作などで活躍しそうですね。