MS処理

同じステレオ感を広げるプラグインにステレオイメージャーがありますが、効果としては似ていますが、意味合いとしては全く違います。

そしてMS処理はかなり手間のかかる処理と言えるでしょう。

まず、普通のLRのステレオ2mixをMS処理するとcenterとsideに変わります。

そしてその値を調整したのち、最後にまたステレオ2mixに戻すというわけです。

このMS処理のメリットとしては、センターとサイドを別々にコンプやEQでいじれる点と言えるでしょう。

MS処理を手軽に行えるようにしたプラグインにWAVESのS1があります。

またWAVESではより簡易的にセンターとサイドの調整のみできるプラグインとしてcenterを発表しています。

歌の録音や弾き語りボーカルレコーディングはもちろん、編曲依頼や楽曲アレンジの際にも重要な処理の一つと言えるでしょう。